本当の健康法・整体法をお伝えする 癒しの氣・心身楽道 気功&整体教室(横浜・弘明寺)楽な立ち方

癒しの武道

癒しの武道とは?

武道には、格闘技的に相手にダメージを与えるという側面がありますが、心や意識の持ちようによっては癒しの技にもなります。
特に手技療法は合気系の武道と身体や意識の使い方が共通しているので、施術家の方はこれを学ぶことで手技の効果を大幅に上げることが可能になります。

原理を体得しよう

武道の世界では先生がちゃんと原理を説明してくれることは珍しいようです。
「ゆるませて…」とか「感じるままに…」というのは正しいのですが、「こうすれば緩む」、「こうすれば感じるままになる」というメソッドが無いと習得に非常に時間がかかってしまいます。
合気道を数年習っていても、筋力に頼っていて見かけだけの合気道になっている方が多いです。
心身楽道では原理を体感していただきながらお伝えしますので、ほとんどの方がその場でできるようになります。
定着するにはそれなりに時間をかけて練習する必要がありますが、早く習得できます。

発勁・寸勁の原理

発勁・寸勁とは

自分の拳と相手との距離がほとんど無い状態から相手を打つ「発勁」をマンガなどでご存知の方も多いと思います。
(正確には至近距離からの発勁のことで「寸勁」というようです。ブルース・リーのワンインチ・パンチも寸勁と似たものだそうです。)
ネットでやり方や原理の説明を調べても具体的な記事はほとんど無いようです。
マンガだとかなり誇張されていますが、ワンインチ・パンチの動画を見ると分かるように実際には身体を使って打っています。
実際に押された人の感想としてはネットに「急にすごく異質な押され方をした」というのがありました。
Wikipediaにも「格闘技における殴打技とは、根本的な身法が大きく異なる。」とあり、体重を載せて打っただけの打撃とはかなり異なります。

原理の解説動画

原理の解説

1 ポジティブな想いを持つ

ポジティブな想いというのは「相手の幸せを願う」とか「世界に良きものを与えたい」という利他的な心です。
このような心の状態になると、余計な力が抜けて、身体に癒しの気が満ちます。
心の状態によって技のかかり方が変わることはタオ指圧創始者である遠藤喨及さんの著作に記されています(参考図書:「気心道」など)。
技をかけるため、という不純な動機でポジティブな想いを持つと邪気になりますので注意しましょう。
筋力でに押そうとすると、相手に防御反応が働いて力がぶつかる状態になってしまいます。
パラドックス的ですが、相手にダメージを与えるという格闘技的な意識と真逆の方が相手を動かせます。
合気道の創始者、植芝盛平翁(故人)も「争う心のある人間は、はじめから負けているのである」とおっしゃっています。

2.重心を下げる

重心を下げるには浮き身ができていることが前提になります。
脚の螺旋の力を地面にねじ込んでいくようにします。
螺旋の力については当サイトのヒーリング・ウォーキングのページ、より詳しくは拙著「ヒーリング・ウォーキング」をご参照ください。
重心を下げるときに太ももに力を入れてしまう方が多いですが、力みがあると相手に作用させにくくなります。
重心を下げると、手には相手を押す力が働き抵抗を感じると思います。
そのまま押したくなりますが、力を抜いて相手の力を受け入れ、その力でさらに重心を下げていきます。

3.重心を下げるイメージは維持して、力を抜く

これ以上重心を下げられなくなったら、重心を下げるイメージはそのままで力を抜くと、さらに重心が下がると同時に足から上昇する「内側の力」が発生します。
「透明な力」とか「勁」と呼ばれるものと同じだと思われます。

「内側の力」を解放する

この内側の力を腕を通して手から解放すると、相手が動きます。
「内側の力」を使うと相手に防御反応が起こらず、気が通りやすくなっているので簡単に動きます。
押された側は筋力で押されたのは異なる感じを受けると思います。
このように押されると気持ちがいいし、やる方も癒しの力がつきます。

手技療法との共通点

手技療法においては力むと相手に防御反応が起こるので、「内側の力」を使えると大幅に効果を上げることができます。
現状は筋力や体重で圧したり操作する人がほとんどで、このような原理を知っている人もほとんどいません。

合気上げの原理

合気上げとは

合気上げとは手首を押さえられた状態から腕を上げるという技です。
筋力で上げるのはほぼ不可能なので、はたから見ているとヤラセに思えるという方もいらっしゃると思います。
実際に受けたことのある方は押さえている力が抜けるような不思議な感覚を覚えたと思います。
市販のDVDでは基本的には力の向きをずらして上げる、力が強い人には相手の力を受け入れると良い、と説明されています。
ここでは「癒しの気」と、受けた力を「内側の力」に転換する原理に基づいたやり方を紹介します。 単に相手を動かすだけでなく、癒しを伝えることに目的をおきます。

原理の解説動画

原理の解説

1.ポジティブ(利他的)な思いを持つ

発勁・寸勁の場合と同じです。

2.相手の力を受け入れる

押さえられているところに意識が行って抵抗したくなりますが、抵抗をしないで力を受け入れると相手の力が抜けていきます。
テクニック的には押されている部分の圧が均等になるように微妙に動かすとお互いに力が抜けて一体感が生まれます。
心理的には相手のネガティブな部分を受け入れます。

3.重心を下げる

受け入れた力を自分の重心~接地面に導いて重心を限界まで下げます。
重心を下げるには、身体の軸の感覚ができている必要があります。
心理的には自分と相手のネガティブ(利己的)な部分を抑えている状態です。

4.重心を下げ続ける意識はそのままで、力みを抜く

これも発勁・寸勁の場合と同じです。 心理的にはネガティブな部分が転換されます。

5.転換された力を腕を通して相手の腕に導く

「内側の力」は筋力と違って防御反応を引き起こさないので相手を上げることができます。
筋力で上げないように、螺旋の動きを活かして上げていきます。

↑ PAGE TOP